私たち人間と同じように、急に不測の事態に陥ったり、いきなり体調が悪くなることもある動物たち。
言葉を話せない分、何かの異変が起きたときにもどこが痛い、どんな風に苦しい、というのは言い表すことができないので、私たちが外から見て判断してあげなくてはいけません。
しかし、ペットシッターは世話に関してはプロであっても、診断や治療のプロではありません。
ペットの異変を軽く考えて、後に重篤な症状が出たとなると、これはシッターの責任です。
くれぐれも自己診断でミスを犯さないこと。困ったときにはその分野の専門家に相談することが先決です。
預かったペットに普段かかりつけの獣医さんがある場合は、その連絡先と場所を把握しておきましょう。
とくに指定がない場合は、最寄の獣医さんの連絡先と住所を押さえておくこと。
もちろん、休診日や受付時間も調べておきます。
一刻を争う事態が発生して、それからあたふたと病院を調べるようなことがないように、オーナーの緊急連絡先もすぐわかるようにしておきましょう。
例えば、犬などのペットが何かを飲み込んでしまったとき、すぐには異変がなくても、有害物が喉に詰まって窒息したり、薬品や有害なものを飲んだせいで激しく嘔吐やケイレンを起こすこともあります。
状態にもよりますが、迅速な対応が求められます。
下記の3つを把握し、獣医さんにすぐ電話連絡を。落ち着いて的確に伝え、判断を仰ぎます。
因みに、犬などが口をくちゃくちゃ動かしているときには、何かを含んでいる可能性があります。
驚かせないようにそっと口を開けましょう。急に声をかけたり駆け寄ったりすると、びっくりして飲み込んでしまうことがあります。
飲み込んでしまうと上述のような事態に発展してしまいかねませんから、一緒にいる間はできるだけペットの様子に注意し、異変をいち早く察知できるよう努めましょう。
その他、体調の変化にも気を配ります。
軽い嘔吐、下痢などは少し様子を見てからでも大丈夫でしょうが、激しい嘔吐、下痢、様子の変化があったときには直ちにかかりつけの獣医に連絡を。
休診日であっても何らかの対応や指示を頼めるところがあると安心です。
夜間や休日の救急対応があるところも調べておきましょう。
各団体や企業のペット相談室も、しつけやペットに関する悩みを相談するのに便利です。
オーナーの方も、ペットの問題行動や攻撃的な性格に悩んだ場合にも活用できる機関もありますので、事故や飼育放棄など最悪の事態を招く前に、一度電話で相談を。